新潟市は、新潟県立大学・飲食店・スーパーと連携し、市民の減塩意識の向上に向け「にいがたちょいしおプロジェクト」を展開している。
２０１７年度から、新潟県立大学健康栄養学科の学生とレストランが、減塩で野菜たっぷりな「野菜 de ちょいしおメニュー」を共同開発し、提供。２０１８年度は、スーパーと連携し、惣菜や弁当の商品化にも取り組み、期間限定でレストラン3店舗、スーパー3社４８店舗で、２３８４７食を提供した。
２０１９年度は、新たにラーメン店も参加。１月１９日～２月２９日の実施期間においてラーメン店２店舗、レストラン２店舗、スーパー６社７４店舗で実施する。
新潟市はラーメン店が多く、総務省が行った家計調査では、ラーメンの年間支出額（1世帯当たり）が全国５２市中２位。参加ラーメン店では、全てのメニューでスープの食塩を控えめにできる「ラーメンスープdeちょいしお」サービスも始める。また、食品メーカーと連携し、スーパーでの減塩コーナーの設置や周知用リーフレットなどにより減塩商品の情報提供を行う。
市民の脳血管疾患や胃がんによる死亡率は、それぞれ全国平均に比べ約1割高くなっているため、今後も参加店舗の拡大を図り、減塩に取り組みやすい食環境を整備するとともに、より一層市民の減塩意識の向上につながるよう取り組みを進めていく。
（2020/01/20 09:00:00）"野菜" - Google ニュース
January 20, 2020 at 07:00AM
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にいがたちょいしおプロジェクト「野菜de ちょいしおメニュー」を提供＝新潟市 - 時事通信
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