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えがお創業30周年、顧客第一主軸に人材育成 健康食品で顧客1000万人狙う - SankeiBiz

 「えがおの黒酢」などの健康食品を手掛ける、えがおが今年8月に創業30周年を迎えた。創業者の北野忠男社長(57)が、個人事業などを経て27歳でえがおの前身となる雑貨輸入販売会社のロフティを出身地の熊本市で立ち上げたのが始まりだ。その後、顧客とのつながりを生かして健康食品に軸足を移し、2008年に現社名に変更。11年には年商200億円を突破するなど急成長を続けている。

 女性活躍を先取り

 「会社は成長してきたが、急速に伸びると人材がついていけないという問題もある。そこで、近年は人材育成に力を入れるとともに、働きやすい職場づくりを進めている。会社は成長しないといけないが、膨張はいけない」

 こう話す北野社長は、会社の発展が顧客とのつながりの結果であることを忘れないとの気持ちから、社是に「感謝」という言葉を掲げる。同時に、これからも商品を通じて顧客の健康に貢献するなど、顧客第一主義をより深耕していくとの考えを示す。

 人材育成もそうした顧客主義の一環だ。「ビジネスも大切だが、会社にとっては人を育てることが何より重要。顧客に対する応対は社員が担う。魅力のある商品を提供していくことはもちろんですが、これからは“人”でも差別化していきたい」(北野社長)という。

 同社の従業員は約8割が女性。20代から40代までの女性従業員が中心となり顧客に応対する。このため、人材育成とともに、女性が働きやすい職場、環境を提供することも重要だ。そのための施策にも取り組んだ。

 既に企業内保育所は2つ設置した。小学生の子供を持つ従業員のためには学童保育も導入した。安心して働ける環境づくりは今後も進めていく方針だ。

 女性活躍や働き方改革が叫ばれているが、同社はこうした取り組みを先取りするとともに、力に変えてきた。本社のある熊本でも評価され、1月には「熊本市子育て支援優良法人」にも認定された。

 熊本に初の実店舗

 同社は9月に熊本市内に実店舗を初めてオープン。通信販売をメインに商品を提供してきたが、実店舗となれば顧客との距離はますます近づく。顧客の声をより近くで聞き、ニーズを知ることで将来の商品や事業に役立てるのが狙いだ。

 商品の魅力、顧客とのつながりと顧客への感謝、人材育成に取り組んできた30年。では、同社は次の目標をどう描くのか。

 「顧客に喜ばれる商品の提供を通じて全国に1000万人の顧客を作り、健康食品で業界1位を目指したい」と北野社長。原動力は従業員の成長だ。成長した従業員が顧客に健康や感動を提供し、会社を成長させていく。

【会社概要】えがお

 ◇本社=熊本市東区東町4-10-1

 ◇設立=1990年(創業は1989年)

 ◇資本金=1億円

 ◇従業員数=519人(2019年11月時点)

 ◇事業内容=総合健康関連事業

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December 19, 2019 at 06:15AM
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