産業技術総合研究所と筑波大は4日、植物からとれる天然の希少物質を利用し、医薬品や健康食品の開発につなげる共同研究室「食薬資源工学オープンイノベーションラボラトリ」の開所式を同大で開いた。設置は11月15日付。互いの得意分野を生かし、薬効のある希少物質を低コストで製造する技術の開発を目指す。
筑波大は、健康的でバランスが良いとされる地中海食や、現地の伝統的な薬草などについて研究。企業と共同で、オリーブに含まれる成分から健康食品を開発した実績もある。ただ天然の希少物質は購入すると1グラム数百万円するものもあり、研究で利用しにくかった。
そこで、触媒を使って化学物質を合成する技術を持つ産総研と協力。植物に大量に含まれる別の物質から希少物質を合成し、コストを100分の1~1000分の1程度にする目標という。共同研究室は約30人体制で、設置期間は2024年3月まで。
研究室の代表に就いた礒田博子・筑波大教授は「健康増進に役立つ医薬品や食品を開発したい」と話した。
開所式には約100人が参加し、産総研の中鉢良治理事長や筑波大の永田恭介学長らがあいさつした。
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December 05, 2019 at 03:00AM
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希少物質低コスト製造 産総研と筑波大 技術開発目指す - 読売新聞
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