本紙が2019年に発売された健康食品・保健機能食品424品を対象に独自集計した結果、機能性表示食品はこのうち41％だったことがわかった。前年より約10ポイント増加した。新商品の発売数は前年より2割増となった。
調査はプレスリリースされた健康食品・保健機能食品の新商品（リニューアル含む）を中心に行っているもので、大半は大手企業の商品。このため集計対象外の商品がある。その結果、19年に発売された新商品は424品で、前年比20.1％増となった。
カテゴリー別では、錠剤やカプセルなどのサプリメントや、ヨーグルト・バータイプ等の健康志向食品を含む「健康食品」が48.6％。「機能性表示食品」は40.8％で、前年調査より10.7ポイント増えた。機能性表示食品を剤型別に見ると、サプリ以外の加工食品では飲料を中心に、菓子類やゼリー、唐辛子、生姜など、多様な商品が市場に投入された。なお「栄養機能食品」は7.8％、「特定保健用食品」は2.8％だった。
配合された素材は309種類（前年313種類）。新商品への採用数を集計した結果、前年に51品で3位だった「ビタミンC」が67品となり、採用ランキングトップとなった。前年67品に採用され1位だった「乳酸菌」は、今回63品で3位。大幅に採用を増やしたのが「プロテイン」で、前年は23品で17位だったが、今回調査では43品となり、8位にランクアップした。プロテインはスポーツ向けだけでなく、アクティブシニア向け商品などに採用された。
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February 12, 2020 at 08:17AM
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