農林水産省のまとめによると、2018年の静岡県の農業産出額は2120億円と、17年に比べ6.3%減少した。前年実績を下回るのは2年連続で、12年以来7年ぶりの低水準。野菜や茶の相場低迷が全体を押し下げた。全国では16位（前年は15位）だった。
主要部門別では、産出額の3割を占める野菜が11.6%減の643億円だった。レタスやネギ、ダイコンの値下がりが響いた。工芸農作物（188億円）も茶の価格下落が続いたことで10.9%減少した。畜産は鶏卵・ブロイラーが減った影響を受け、464億円と4.5%減少した。
産出額を品目別にみると、みかんが全体の12%を占めトップで、コメ、茶（生葉）が続いた。4位は鶏卵、5位は荒茶だった。一方、産出額から経費を除き、補助金を加算した生産農業所得は8.3%減の773億円だった。
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January 24, 2020 at 12:47PM
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静岡県の農業産出額、18年は6%減 野菜や茶の相場下落で - 日本経済新聞
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